蓮の落胤-創価学会、話そうか

非活動家の学会3世が創価学会、日蓮、公明党等を語ります。

立憲民主党支持者は学会員を理解できるか

 

選挙が終わって2ヵ月程経ちました。創価学会においては毎度のことですが、投票依頼を熱心にやる一方で、選挙が終わると政治の話題は下火になります。皆無と言っていいです。

 

以前Twitterでも少し呟きましたが、2019年の参議院選挙は、憲法改正の大きな山場になると思います(既に多くの人が指摘していると思います)。

 

1989年以降、自民党参議院で安定過半数を確保していませんが(現在はギリギリ過半数を上回る)、衆議院で圧倒的な勢力を保持している今、参議院でも圧勝すれば憲法改正の第一段階、国会の発議が可能になり得ます。

 

そこでカギを握るのが、連立相手の公明党(憲法改正公明党(創価学会)についてはいずれ記事にしたいと思いますが、)と野党第1党(衆議院)の立憲民主党です。2019年の参議院選挙における立憲民主党の伸び次第で、憲法改正のロードマップは大きく後退するでしょう。

 

創価学会の会員が本気で立憲民主党支援に回ればそれなりの勢力を手にすることが出来るでしょうが、非常に難しいのが現状です。その理由を以下3つ示します。

 

1、公明党以外を支援する学会員は非常に少数である

2、民主党時代の学会批判を忘れない学会員が多い

3、立憲民主党支持者と学会員の相性の悪さ

 

1に関しては殆ど説明不要だと思います。公明支援の打ち出しに唯々諾々と従うメンバーが多数派。公明党以外の政党を支援する会員は非常に少数。ご存知の通りです。

 

2の「民主党時代の学会批判を忘れない学会員が多い」。民主党の学会批判、失策だったと思います。支援団体を狙い撃ちにすることの道義的な問題は別にして、選挙戦術と言う点で、民主党は短絡的かつ見当違いの方法を採用したとみなしています。

 

理由は簡単で、学会(と公明党)を批判したところで(仮にそれが事実だとしても)、学会員の多くは公明党支援を辞めないからです。公明党は基本学会票で維持されていますが、学会員が公明党支援を放棄しない限り、公明党は一定の勢力を維持します。

 

政治や選挙に関心を持っている人物の学会・公明評価はほぼ固定的です。選挙や政治に興味を持っている人物が限定されている状態(投票率の低さが象徴的)で、学会批判は票に繋がりません。学会批判があっても無くても、公明票はそこまで大きく変化しません(今後は徐々に悪化するでしょうけど)。

 

また、公明候補のいない選挙区において学会票は「学会に都合の好さそうな政党の候補」に流れます(信濃町の指示が介在しますが)。民主党時代の学会批判は、結果的に、学会員の選挙区における自民党候補への投票を後押しすることとなりました(今も続く)。

 

「公明議員が選挙で消えても学会員は急には消えない」ということを見落としたのか、ずっと勝ち続けることが出来ると判断していたのか、あるいは学会批判をしてもいずれ取引できる(四月会で暴れた自民党が連立を組めたように……)と考えたのか。いずれにせよ失策です。

 

「熱心で活動的なマイノリティーを排撃し、より内側に狂信・教条的にした」と私は民主党の学会批判を総括しています。民主党時代に創価学会を攻撃したことで、信濃町主導の立憲民主党非難を会員が鵜呑みにする土台を作ってしまった。

 

3番目の「立憲民主党支持者と学会員の相性の悪さ」。あまり語られることはありませんが、大きな意味を持つテーマだと思います。

 

立憲民主党首脳部がここでもう一度創価学会批判を選挙戦略に策定したならば「無能集団」というタグ付けが相応しいですが(そしておそらく憲法は改正される)、今回は控えるでしょう。

 

しかしながら、支持者の方は「素直な思い」を口にしてしまうかもしれません。「公明党を無批判で支持する学会員、君らは間違っている」「学会は日本政治の癌だ」と。

 

その批判、逆効果です。前述したように、学会(と公明党)を批判したところで(仮にそれが事実だとしても)、学会員の多くは公明党支援を辞めません。

 

立憲民主党のサポーターが創価学会批判をすればするほど、立憲民主党学会票を取り込めなくなるでしょう。「今の公明党(と創価学会執行部)は支持できないが創価学会には愛着がある」と考えている人が投票を回避します。

 

学会組織に未練の無い会員で他党支持の方は躊躇わないかもしれませんが、「学会組織に未練の無い他党支持会員」なんて全体からみれば極少数です。

 

その辺りを本邦タカピーリベラルさん達が認識できるかどうか。「そも民主主義とは云々」と御高説の方々が「仕事終わに政治学習会」「選挙の為に土日遠征」「モチベーションは信仰」「道でわざと転んで声かけてきた相手に投票依頼」と一筋縄ではいかないドブ板泥んこ政治活動を50年以上やってきた集団を抱擁できるか。立憲民主党支持者は学会員を理解できるか。