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蓮の落胤-創価学会、話そうか

非活動家の学会3世が創価学会、日蓮、公明党等を語ります。

創価学会と日蓮宗の連携?(宗派を超えた法華経研究会)

Twitterでも少し呟きましたが、日蓮宗創価学会はそれなりに通じ合っているのではないかと私は推測しています。あるいは妄想しています。興味深いサイトを発見したので紹介したいと思います。正直驚きました。

 

2015年、第74回日本宗教学会創価大学で開催されたことをきっかけに、私は創価学会と他宗の連携に関心を持ちました。私は、宗派を超えた仏法研鑽、学術交流に大賛成です。学術研究と信仰と、それぞれ両立する方向で試行錯誤を重ねた方が、生きた宗教であり続けると思います。

 

また、仏教と言う枠組みに拘って研鑽する必要もないと思っています。創価学会に関して言えばSGIの対談相手の多くは非仏教徒だと推測できます。信仰とは世界中で通用するトピックです。

 

職業研究者の人にとっては生活の手段でもあります。また、他宗の宗教行事に参加する訳でも、対論や問答をする訳でもありません。他宗関係者との交流を極端な謗法論で切り捨てるのは、死んだ宗教のすることです。学会関係者が他宗の関係者と交流することを誹謗するつもりはさらさらありません。

 

上記の私のスタンスを把握した上で、続きをお読み下さい。

 

2015年の日本宗教学会もそうですが、創価学会は近年、他宗との交流にかなり寛容になったと推察されます。その理由の一つが、創価大学教授であり東洋哲学研究所研究員の菅野博史氏の日蓮宗常圓寺における「法華玄義」の講義です。『法華コモンズ』という宗派を超えた日蓮系の勉強会の様です。HP アドレス(http://hokke-commons.jp/

 

創価大学教授が日蓮宗の寺で「法華玄義」の講義を行う。日蓮正宗と一緒に活動していた時代ならば、「謗法だ!」と責められてしまいますね。僧俗和合の時代から、学者の人達は外の世界との繋がりがあったわけですから、水面下での連携はあったのかもしれません(私は知らないです)。ちなみにですが、宗門と縁を切った数年後(1996年)に、東洋哲学研究所メンバーとカトリック系研究会(南山宗教文化研究所)が教義や聖職者の存在等、かなり突っ込んだ議論をしています(宮田教授も参加していますよ)。

 

 

http://nirc.nanzan-u.ac.jp/ja/publications/symposia/catholicism-and-soka-gakkai/

www.daisanbunmei.co.jp

既に在庫の無い書籍ですが、 カトリック創価学会の対比、聖書の解釈等、興味深い内容が詰まっています。

 

菅野氏といえば「原田会長や正木理事長(発言当時)から法華経関係の書籍の執筆依頼をされる」(本人談を友人から聞きました)ような創価学会中枢にかなり近い人物です。彼の行動は、学会本部公認と考えていいでしょう(最初にも書きましたが、私は他宗との学術交流には大賛成です)。

 

私が驚いたのは、『法華コモンズ』の講義メンバーの“多様さ”です。HP(http://hokke-commons.jp/)より以下引用します。

 

 

平成29年度(前期)講座一覧

講座「日蓮聖人とその時代」 佐藤弘夫

講座「インドの『法華経』(ホントの『法華経』)を求めて」 苅谷定彦

講座「日蓮聖人のご真蹟を拝す」 山上弘道

講座「『法華玄義』講義」 菅野博史

 

平成28年度(後期)講座一覧

講座⑥ 「日蓮聖人遺文研究」 都守基一

講座⑦ 「初期仏教研究―仏滅年代論・経典の成立―」 池上要靖

講座② 「日蓮教学史と諸問題」 布施義高

講座③ 「日蓮教学と中古天台教学の検討」 花野充道

講座④ 「『法華玄義』講義」 菅野博史

 

 

名前を見てピンときた方はその筋の人でしょう。私は知らなかったので調べました。以下二名は創価学会的には特記すべき相手だと思います。

 

花野充道(元々は正信会系僧侶、日蓮正宗に留まるも日顕と喧嘩して還俗化)

山上弘道(正信会僧侶と思われる。複数の正信会系HPに同姓同名の表記あり)

 

日蓮宗だけでなく正信会関係者とも交流があったとは驚きました。あれだけ教義で争った相手と学術交流があるとは……特に花野氏は反学会の急先鋒だった人物だそうで(地涌とかフェイクとかの情報です。割り引きたい人はどうぞ)。

 

何度も言いますが、私は他宗との学術交流自体は大賛成です。私が言いたいのは、会員の全く知らない場所で、嘗て自分達を教義的に強烈に批判していた連中とこっそり関係を持つやり方です。正信会、第一次宗創問題と、学会員に限らず数多の人間に影響を与えた過去があります。何のためにあれだけ争ったの?総括はしたの?会員は納得しているの?説明位あってしかるべきではないでしょうか。

 

そもそも法華経の研究を、一般会員が知らないところで小乗的にやってどうするの。少なくとも議論の経緯や結果は公表するべきでしょう。法華経を一部の研究者と他宗の僧侶(それも一部の人物は親の仇ばりに喧嘩した相手)と研究して、これは菅野氏、佐藤氏の独自行動で、一切創価学会の教義教学にはフィードバックしないとでも言うのだろうか(菅野博史氏だけでなく、佐藤弘夫氏も東洋哲学研究所と繋がりの深い人物です)。

 

上記の二人とコンタクトがあるだけでも十分驚いたのですが、もう一人、驚愕と言っていい人物の名前が『法華コモンズ』のHPに記載されていました。(法華コモンズ 一日集中記念講義・開校式 とGoogleで検索すると先頭の方に出てきます。下記に該当HPのスクリーンショットを貼り付けます)

 

波田地克利氏。創価学会の広宣関係で多大な功績があるにも関わらず突如除名され、今でも“その界隈”で超有名人の波田地氏です(同姓同名という可能性もありますが……あまり一般的な名前ではありませんし、場所が法華経日蓮関係の団体です。偶然の一致とは考え辛いです)。

 

波田地氏と繋がりがあるだけで査問除名の対象になると言われるような大人物です。私も一度だけ、広宣関係(若い方ですので、深い情報は知らない可能性も大)の方に、波田地氏について伺ったことがありますが、何の返事もくれませんでした(笑)

 

今の創価学会は何でもありです。日蓮世界宗創価学会とかいう商標登録も気になるところですが、教学面でここまで多様な交流をしているからには、日蓮宗ホールディングスくらいは構想しているのではと勘繰りたくなります。日蓮宗連合の様な団体を作ってその中心に創価学会を置く。そんな創価学会の組織防衛プランを妄想しました。

 

 

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追記(2017-0429)

さかーきー様から「カトリック創価学会」の書籍が南山宗教文化研究所のHP内で購入可能であることを教えていただきました。以下に該当ページのリンクを張っておきます。

カトリックと創価学会 | Nanzan Institute for Religion and Culture