蓮の落胤-創価学会、話そうか

非活動家の学会3世が創価学会、日蓮、公明党等を語ります。

創価学会の教義会則変更(2014年)について(3)

創価学会の教義会則変更について考えていることの続きです。浅学な文章ですが、気になったこと、考えていることを素直に書いています。

 

 

創価学会は2002年に変更された教義会則を未来永劫維持しようとは考えていませんでした。2002年の会則改定に合わせて作成された「教学の基礎」、「御書の世界」では、大御本尊を日蓮の真筆としながらも、嘗て(日蓮正宗時代)ほど信仰の根幹としていません。この時点で、大御本尊とは事実上決別していました。2002年に大御本尊を受持の対象から外さなかった理由は、組織の正統性および過去との整合性に手を加えるには時期尚早と考えたからではないでしょうか。日蓮正宗と決別して10年で大御本尊と離別するとなると、会員の動揺は無視できないレベルです。また、日蓮正宗に攻めたてられる危険性が現在に比べ高かったことも関係していると思います。

 

では2014年に次の改定を行うことを初めから意図していたのかと言われれば、疑わしいです。日蓮正宗と決別して20年、当時の男子部や壮年部の若い層、第二次宗創問題の当事者はなお現役で活動しています。彼らは当時、大御本尊についても攻防の主題にしていました。その方達の努力が無に帰すタイミングでの会則変更は、「離反者」「反抗者」を量産することになります。

 

実際、2014年の会則変更以降、熱意をもって活動していた人達の一部が創価学会執行部に反旗を翻しています。大御本尊の一件だけでなく、これまでの創価学会、あるいは創価学会執行部への不満が爆発したと私は考えています。2014年の会則変更は、一部の熱心な会員を切り捨てることになりました(会則変更に無関心な会員の方が圧倒的に多い一方です)。教義、教学を試行錯誤しながら組織活動する本来創価学会にとって最も貢献度の高い会員を一掃する結果となったと、私は考えています(執行部にとっては計画通りです……)。

 

2014年に会則変更が行われた主な理由は以下四つであると私は思います。

  • 日本国内組織の衰退を海外組織の拡充で埋め合わるため脱宗門化を急ぎたい
  • 池田大作の権威を借りられるギリギリのタイミングである
  • 大誓堂の建立とそれを利用した聖地化ビジネスの促進をしたい
  • 執行部内部での権力闘争が激化した

 

2014年、教義会則は、教義上の正当性ではなく、布教のし易さや組織の運営上の都合により改変されました。これは戸田時代から引き継がれる、「活動上の都合が教義理論を凌駕する」という創価学会の教義に対する姿勢を如実に表すものです。創価学会はとにかく活動ありきです。

 

教義上の正当性を強化するような要素はなく、かつての功労者を気遣うような要素も無い。執行部の刹那的な都合だけがあります。2014年の教義会則変更、それは活動主体で突っ走ってきた創価学会の末路です。やり直すタイミングはいくつかあったと思いますが、来るところまで来てしまいました。